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今日はお休みなので、気学のレッスンを受けに行く。

私の他に、もう1人熱心な生徒さんがいて、その人はいつも時間より早く到着している。だけど今日は、初めて私の方が早く(といっても時間通りにだけど)到着した。

「おや、珍しい」と先生に言われる。えへへ、いつもプチ遅刻しちゃって、すんませんです。

「どうします?レッスン始めちゃいますか?」と言われたけれど、もう1人の方はいつも車で来られていて、今日は雨が降っているので、渋滞して少し遅れているだけだと思うので、来るまで待ちましょうと言った。

気学の話をしながら待つが、10分経っても、来ない。どうしたんでしょうねぇ?と話しているうちに、先生が「実は今日は、私、お腹が痛いんですよ」と言うではないか。

先生と私の出会いは、遠隔ヒーリングである。ここ2、3年ほど、先生の体調はすぐれずに、半分寝たきりのような状態だったそうだ。高齢なのもあり、先生の体の具合を心配された生徒さんから紹介されて、私のところに遠隔ヒーリングの申込みがきた。

トライアルの5日間で、私がどこまで力になってあげられるだろうか?と思いつつもヒーリングさせて頂いたのだが、ヒーリング期間終了後には、先生は起きることができ、生きる気力が湧いてきた、とのことだった。それがご縁で、私は先生の生徒になった。

先生からは、その後もたびたび遠隔ヒーリングの申込みを受け、今日も受けたのだが・・・、今、ポッカリと空いた時間があるではないか。痛みが少しでも治まればいいなぁと思い「もう1人の方が見えられるまで、直接ヒーリングしてあげますよ」と、先生に手を当てた。

手を当てながら、話をする。先生のお母様が手当て療法をやられていたそうで、先生自身も、やったことがあるらしい。

「気管支の調子が悪いという方がいて、その方に手を当てたら、すぐに治っちゃったんですよ。でも自分の気管支がしばらくの間、調子悪くなっちゃってねぇ・・・。数日後に、その方にお会いして『先日は手を当ててもらったら、すぐに治っちゃったわ、ありがとう!今日も調子悪いんだけれど、やってもらえないかな?』と言われて、『え〜?自分が具合悪くなっちゃうから嫌だな』って思って、やんわりと断ったことがあります」と言っていた。

どうやら先生は、相手の邪気を、もらいやすいようだ。気学の鑑定やレッスンをしていても、多々もらってしまうようで、それで自分の具合が悪くなってしまうのだろうか。

私自身は、ヒーリングをしていて邪気を受けたことはない。けれども普段の生活では、もらうことが多々あるようだと最近気付きはじめた。そして無意識にだけど、それらが自分に影響を及ぼす事がないように、すべて愛に還していたので、その方法を先生に教えてみた。

また、人に手を当てた後に、気になるようだったら手を洗うといいですよ、とも伝えてみた。簡単だけど、これだけでも随分もらわなくなると思う。

何だかんだで、40分位ヒーリングしてたかな。もう1人の生徒さんは来ないし、電話しても出ないし・・・どうしたんだろう。先生が「レッスンの時間を割いてヒーリングして貰ってばかりじゃ申し訳ない」というので、レッスンを開始した。

レッスン終了後には、「お陰で痛みがだいぶ治まりました、ありがとう」と言われた。わー、良かった。金曜日からの遠隔ヒーリングも、バッチリやらせて頂きます〜。

なんてニコニコして帰ってきたのだが、この文章を書いていて、何となく気づいた事がある。

先生は、自分が救われたくて、気学を学ばれたのだと思う。話によれば、病気に見舞われた人生で、かなり大変だったようだ。「気学の祐気取りをして、それで何とか、かろうじて生きていますけれど、今もギリギリの淵を歩いていて、ちょっとした拍子で、スコーンと滑り落ちてしまいそう」と、よく言われる。

きっと今も、自分が救われたくて、気学に関わっておられるのだと思う。

そこに、色んなものが圧し掛かる。生徒さんや鑑定を受けられる方の、悩み、苦しみ、人生が、圧し掛かり、その重みから、ついつい自分のことが後回しになってしまうのではないだろうか。邪気を受けて・・・もあるかもしれないけれど、私には、この自分のことが後回しになってしまっていることに対するヘルプサインとして、病気が現れているようにも思える。

この、自分とのバランスをとるのって、割りと難しいんだよね。私は、ふと気がつくと、置いてきぼりにされた自分の心が大泣きしていたりするので、驚くことがしょっちゅうだ。放ったからしにしているつもりはないんだけれど、気付いたら後回しになっている・・・。寂しかったかぁ、ごめんよぉと、慌てて自分をラブラブする始末。後回しにしない、いい方法が、何かないかな〜?なんて、やっぱり毎日セルフヒーリング実践!かな。