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朝、目が覚めて、なんとなく胃が痛い。「胃が痛いなんて滅多にないんだけどなぁ。お腹空いているのかな」と思って、もう一度寝る。

次に目覚めた時、それは激痛となった。こんなに痛いのは初めてだ。布団で横になったまま起きられない。あんまり痛くて声が出る。

「痛いー。死ぬー」を繰り返す。騒いでも全然良くならない。

助けを求めて、車で緊急病院に行く。病院は嫌いだから行きたくないんだけど、自分の手におえる痛みじゃなかった。体を90度に曲げてお腹をかばって、何かにつかまらないと歩けない。

けど医者に行っても、痛みの原因はなんだか分からなかった。なのに薬をくれた。とりあえず薬を飲むかと思い、便所に行って洗面所の水で薬を飲み、ロビーのソファで休んだ。痛くて動けないからタクシーで帰りたかったのだけど、タクシーが通るところじゃないし、どうやってタクシーを呼んでいいのか分からなかったので途方にくれた。ソファで、薬が効いて痛みがなくなるように祈った。

しばらくしたら痛みが軽くなったので、手でお腹をおさえながら、なんとか歩いて帰ってきた。軽く食事をして、ひと眠りしたら、症状が悪化した。

今度は腹痛&発熱のダブルパンチである。熱は40℃まであがる。薬を飲んで、どうして悪化するんだ?

「痛いー。死ぬー」を、1人虚しく繰り返す。痛すぎて、黙っていられなくて騒いでいた。レイキを・・・、と思ったけれど、痛くてそれどころじゃない。でも、自然に痛い箇所(お腹)に、手は当てていた。きっと人間が本能で知っている事を、さらに効率よくしたのがレイキなんだと思った。