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先日バンドの練習が終わった後、ベーシストが持っていたノートを、ポロっと落とした。

その時に、正の字が、びっしりと書いてあるページが目に入った。

「何これ?」と聞いたら「楽譜だ」と言う。

楽譜?

一体なんの楽譜なのか?と聞いたら、『21st Century Schizoid Man』だと言う。

楽譜これが楽譜?

一体どうなっているんだ?

私には解読不能だ。

中央に線が引いてある左側が下書きで、右側が清書らしい。

イントロのリフ「じゃー、じゃじゃじゃー。じゃっじゃー。じゃー、じゃー。じゃー。」までで、正の字の下の棒はないの1つになるらしい。

正の字が、太くなったり、模様みたいになったりしているところは、違うリフだということを表しているそうだ。

斜め上に向いた→は、オクターブ上にあがることを指しているらしい。

歌いながら、この楽譜を説明された時は「ふむふむ、なるほど」と思ったけれど、でも、パっとこれを見ても、私は『21st Century Schizoid Man』が浮かんでこない。

ミュージシャンが全員、譜面が読めるわけでも、譜面が書けるわけでもないので、こんな感じで、自分で分かるように、自己流の譜面らしきものを作る人はいるが、あらためて、音楽は奥深いと思った。