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午後、お箏の講座を受けに行った。今まで親指でしか弾いていなかったが、今日から、中指でも弾くように教わった。難しいけど、お箏は、楽しい。こんなに自分のツボに入るとは思わなかった。講座が終わっても、ライフワークとして続けていきたい。

夜は、アオケンとライブの練習で、アコーディオンを弾いた。サンプラの前の、公園みたいなところでやってたんだけど、ここは練習場になっているらしく、いろんな人が練習してた。

サックスなどの管楽器を吹いてる人もいれば、ジャンベを叩いたり、フラメンコの踊りとカスタネットをやっている人もいた。

アチコチから、いろんな音が聞こえた。

なんて平和で楽しい空間なんだ!

私は、路上で演奏するのが大好きだ。10代の時は、よく吉祥寺のブックスいずみの前で、弾き語りしてましたがな。当時やってたバンドのファンの人に呼ばれて、大阪の三角公園まで行って、やったこともあるよ。

どうせ演奏するなら、人通りが少ないココじゃなくて、観客ができる通りでライブしたいものだが、まぁ今日は「練習」で集まったので、大人しく練習した。

まだ曲を覚え切れてないので、ねんのため、譜面をひろげた。しかし、演奏中に、風が吹いて、ページが、めくれていってしまった。

アコーディオンを弾きながら、譜面を、もとのページに戻すのは不可能だ。これが「譜面を見ないで弾く」いい練習になった。

さらに、音が飛んでいってしまう。これは外でやると当たり前なんだけど、室内でしか演奏したことないと、この状態に動揺するんだよね。

慣れてないと、音が聞こえないので、無理してデカイ音を出そうとして、余分な力が入ってしまう。歌う人は、ガナってしまって、咽喉を壊すことも多い。

また、一緒に演奏している人の演奏も、あまり聞こえないので、音ではなく、呼吸や気配で合わせていく練習になる。

この辺りのことは、さすが、アオケン。上手いなーって思った。合わせ易いので助かる。いい練習になった。

練習を終えて、少し喋っていたら、隣の隣のベンチで寝ていたオジさんが、起きてきて「ノーギャラだけど、ノルマなしでライブできる店が高円寺にあるから紹介してやる。」と言ってきて、本当に、その場でお店に電話をかけて、紹介してもらった。

そして、ここで色んな人の演奏を聞いてきたけど、店に紹介しようと思ったのは君達が始めてだ。とも言われた。嬉しいなぁ。

路上でやる醍醐味は、こういうところ、いろんな人に出会って、ご縁を繋いでいけるところだよね〜。

いっぱい楽器が弾けて、上達も感じ、今日は、かなり満足した。毎日こんくらい、弾けるといいんだけどな。

あ、そうそう。電車の中で、折りたたんだ紙に書かれた、謎の記号の羅列(縦書き)を熱心に読んでいる人がいて「これ、なんだろ?古代文書か?はたまた(日月神示に似てたので)自動書記で書かれたお告げか?」と思って、興味津々になって、紙を覗き込んだ。

これが何なのか、知りたかったのだ。

中を見ても、何だか分からないので、表紙を見たら「尺八」って書いてあった。どうやら、尺八の譜面らしい。

箏の譜面も、パっと見、譜面に見えないけれど、尺八は、もっとスゴイなぁ。

いつの日か、私が箏を弾いて、尺八と合奏する、なんてことも、あるのだろうか。粋だねぇ。やってみたいねぇ。