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極限!ブルース・ギター~白熱のシカゴ・ライヴ




カルロス・ジョンソン・イン・アンド・アウト


先日、書いたカルロス・ジョンソンのライブCD2枚、注文したのが届いたので、聞いた。

ぶっとんだ。

18年前に、シカゴで聞いたライブと、1曲目が同じだよー。他にも何曲か、ライブと同じ曲が入っていて、CDの録音は2006〜2007年辺りにしたものらしいんだけど、ギターのフレーズのほとんどが、18年前に聞いたのと同じ。

これは感動だ。

なんで18年前に見たライブのことを、そんなに細かく覚えているかというと、ウォークマンで録音したからだ。そして日本に帰ってから1年位は、そのライブテープを最低1日1回は聞いて、ギターのコピーに勤しんでいた。

多分、最低でも365回は聞いたし、1曲目に関しては最低でも365回は真似して弾いているので、細かいところ、ひとつひとつまで覚えている。というか、体に染み込んでいる。

あのときは、ほんと、カルロス・ジョンソンの演奏に感動して、それまでの自分のプレイスタイルをリセットして、カルロスのコピーに明け暮れた。昼休みの5分だけでも弾く時間があるなら練習したい、という想いで、毎日職場にもギター持って行ってた。

それだけ影響を受けている演奏をさ、18年の時を越え、今ここで、こうして日本で発売されたCDで聞けているということに、とても感動するのだ。

私は、カルロス・ジョンソンという人を知っていて、シカゴでライブを見た訳ではない。たまたま偶然だ。

「本場のブルースが聞きたい」というだけで、ホテルの予約もせずにシカゴまで行ったことは、前に書いたことがあると思うけど、滞在期間は2週間、英語はまるっきり分からないし、インターネットも無い時代、何の事前情報もない中で、旅の目的であるブルースのライブを見なくてはならない。

駅だったか街角だったかで、ライブをやる店のスケジュールがプリントされた黄色い紙を手に入れた。それだけがライブの情報源だった。

昼間は観光をし、夜は、その紙に書かれていた店に、1日1軒ずつ行った。私は20歳未満だったので、年齢チェックされ、未成年ということで、中に入れてくれない店もあった。仕方ないので、店の外で、壁にへばりついてライブを聞いたりもした。

ライブをやる店のスケジュールを見てもさ。そこで演奏される音楽が、どんなんだか、分からないんだよ。英語が分からないというんではなくて、そこまで書いてないから。

日本のライブハウスも、そうだよね。日付の横に、出演者やバンドの名前がズラっと書いてあるけれど、その人たちが、どういう音楽をやるかまでは書いてないから分からない。

名前、知っている人だったら、どんなのか分かるから、いいんだけどね。でも有名な人のライブはなかなか無くて、毎日、どの店に行って誰の演奏を聞くか?賭けだった。

名前を知らない人でも、みんな普通に上手い。やっぱり本場はレベルが違うなぁと思いつつ、だけど当たりもなく、ハズレもなく、そつなく、という感じで数日を過ごしてた。

そして、たまたま年齢チェックされずに中に入れた Kingston Mines という店で、たしか演奏スタート時間に遅れて、松葉杖をついてステージに登場したのが、カルロス・ジョンソンだった。

登場の仕方だけでもインパクトあったが、「1.2.1234」カウントで曲が始まり、あの曲の、1発目の、ギターの1音聞いただけで「こりゃ、すげー」と思った。

色んな人の演奏を聞いたけど、カルロスはピカイチだった。こんなにすごいのに、お客さんが少ないのが(私を含めて多いときでも10人前後)不思議だった。

彼はパーマネントで出ていたみたいで、翌週も、同じ店で彼のライブを見ることが出来た。その時は、もう松葉杖は、ついてなかった。

シカゴに行って、カルロスの演奏を2度聞けたのは、大きな収穫だった。私のギター人生に、大きな影響を与えたのは前述したとおりだが。

まさか、その18年後に、同じ曲の演奏をCDで聞けるとは思っていなかったので、感動するのだ。

また出会えるとは、思ってもいなかった。

よくぞ、18年間、やり続けてくださいました。日本で人気が出て嬉しいよ。

この感動を、彼に伝えたい。地球の裏側に、カルロスの影響を受けてブルースギターを弾き続けている女がいると知ってもらいたい。。。


そんな熱い想いを込めて!


5/21(木)の夜、大久保ホットショットで、私もライブやります。ブルースギター、ガンガン弾きます。

1曲、歌うかもしれません。

今回は、まったり聞ける曲から、ノリノリ踊れる曲まで、幅広くやる予定です。楽しみましょう。

まだ、だいぶ先だけど、今からスケジュール、いれといてください。よろしく。