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受講生さんが「四国八十八カ所めぐりをしたい」と仰ったのをきっかけに、ふっと、思い出すのは珍しい記憶が蘇ってきた。

20代前半の頃に住んでいたアパートの近所に、お寺があって、その地下に四国八十八カ所お砂踏み霊場というのがあった。

ズラーっと小さい仏様が並んで奉られていて、その前にひとつずつ座布団が置いてあるんだけど、その中には、四国八十八カ所の各土地の砂が入っている。

その座布団に座って拝むことで、その土地の砂を踏んだということになり、全て踏むと四国八十八カ所に訪れたのと同様になるらしい。

その当時は、それがどういうことなのか、よく分かっていなくて、たまたま近所だから入ってみよう!と行っただけで、ちゃんと拝んだのか、適当にやり過ごしたのか覚えていないが、今やったら面白いだろうな、久しぶりに行ってみようかな、と思った。

その場所は、三鷹市上連雀にある井口院。三鷹不動尊とも呼ばれる。七福神もいれば、閻魔もいて、なかなか、てんこ盛りな所です。