カテゴリ:
先日の告別式の後、父の遺骨を実家に持って行った時、壁に、蟹の殻が飾ってあるのを、弟が教えてくれた。もちろん中身はなくて、かなり白くなってる胴体&頭の殻だけが、壁に引っ掛けられている。

ちっとも目に入ってなかったけれど、なんじゃこりゃ?なんで蟹が飾ってあるんだ?

話を聞くと、これは弟が、新潟に出張した時に買って、家に送った蟹なんだって。観賞用じゃないよ、食用だよ。

それが、よっぽど美味かったのか、それとも、そうした弟の行為に感動したのか、食べ終わった後、父が記念に飾ったそうだ。

「裏に名前と日付が書いてあるんだよ」と言うので、殻の内側を見たら、本当にマジックで、父の筆跡で、弟の名前と日付が書かれていた。

弟よ。いくら世の中広いと言っても、蟹の殻に名前を書かれた人物は、君しかいないであろう。

日付をみると、その間に両親は1回、引越してるので、この蟹の殻も、一緒に引越してきたことになる。

そこまでするか?と思うが、この感性、たまんない。父は、よっぽど嬉しく、また寂しかったんだろうなぁ。

弟よ、その白くなった蟹の殻、形見に貰っとけ。