アバンダンス来ませり
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しかも、それらが、ひとつにまとめられるように、ケースに入っている。
入手困難なものを頂いて、それだけでも嬉しいのに、こうした細やかな心遣いが嬉しい。ありがとう。
さらに。
近所のスーパーに、晩ご飯を買いに行き、どのお弁当にしようか?物色していたら、近所で1人暮らししているお婆さんに話しかけられた。
「健康でいたかったら、揚げ物は止めておきなさい。オリーブオイル以外の油は、ダメよ。今は大丈夫でも、10年、20年後に出るからね。」お婆さんは、よく見かける人だけど、話すのは初めてだった。
お弁当には、どれも2割引のシールが貼られている。片目で弁当を物色しながら、片目でお婆さんを見て、話を続ける。
「食べ物に気をつけていれば、病気しないのよ。私は66才だけど、1度も病気したことないし、診察券も持っていない。」
たしかに、いつも元気そうに歩いているのを見かけるし、肌もツヤツヤしている。
「あなた独身?私も独身よ。結婚は、しない方がいいのよ。もしするなら、お金持ちの男。それ以外は、ダメ。」
「最終的には自分が大事よ。だから健康に気をつけたほうがいいのよ。男の言いなりになったり、我慢しちゃダメ。ストレス溜まっても、病気になるからね。好きなことをやって、やりたいことをやって、自由に生きたほうがいいのよ。」
「どんなに愛していると言われても、実際に愛していても、自分が病気になった時、その男が、代わりに病気になってくれることはないからね。最終的には、自分が大事。健康が大事。」
「きっと、あと40年くらいは、あなたも生きるでしょ?そして、その40年を生きるためには、お金が必要よ。健康とお金、これが大事。最終的には誰でもない、自分だからね。」
話をするというより、お婆さんが一方的に喋っていることに対して、私は相づちを打つだけだったが、これはきっと神の言葉だと思って、ありがたく聞いていた。
お婆さんは、子供も孫もいないから、誰かに、こういう話をしたくて、しようがないそうだ。
結構、長い時間、弁当の前で立ち話をしていたら、2割引のシールの上から「半額」のシールが貼られた。
やった!2割引と半額では、大きな違いだ。
お婆さん、ありがとう!